Claude Code Remote Controlとは?スマホでPC作業を引き継ぐ2つの起動法

Claudecode 研修 編集部

約 11 分で読了
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Sec.01

PCを離れてもスマホやブラウザで続けられる

集計ファイルの処理中に外出の時間になっても、スマホやブラウザでClaude Codeを続ける方法は、Remote ControlとWeb版の2つあります。Claude Code Remote Controlは、手元のPCで動くセッションを別端末から操作する仕組みです。Web版はクラウド環境でGitHubリポジトリを扱うため、PCを閉じた後も作業を続ける場合に向いています。主な違いは実行場所です。(Claude Code Docs)

確認点Remote ControlWeb 版
実行場所手元の PCクラウド環境
利用条件Pro、Max、Team、EnterpriseClaude Code へのアクセスと GitHub 連携
認証・設定claude.ai で認証GitHub へのアクセス設定
PC を閉じた後PC 停止中は継続しない継続する

Claude Code Remote Controlを始めるには、PCの対象フォルダで新たにclaude remote-controlを実行します。実行中のセッションでは/remote-controlを入力してください。セッションURLとQRコードが表示されたら、接続準備は完了です。スマホではClaudeアプリのCodeタブを開き、ブラウザではclaude.ai/codeを開いてください。

まだPCに導入していない方は、Claude Codeの導入手順を済ませてから接続設定へ進むとスムーズです。

接続後は、次の指示文でPC側の状態と承認待ちの操作をまとめて確認できます。

「現在の作業状況と、次に許可が必要な操作を簡潔に教えて」

Sec.02

実践: 店舗の在庫集計と発注表を更新する社内業務ツールをスマホとWeb版で改修する

この例では、社内ファイルやPC上の設定が必要な改修をRemote Controlで進め、時間のかかるテストをWeb版に任せます。Remote Controlは手元のPC上で実行されるためPCを起動したままにする必要があり、Web版はクラウド上で動くためPCを閉じても処理が続きます。

**手順1: PCで改修内容を調査し、Remote Controlを開始する**

既存の業務ツールがあるフォルダをPCで開き、次のコマンドでClaude Codeを開始します。

claude --remote-control

PC上でローカルセッションが始まり、別端末から接続するための案内が表示されます。

続けて、まだファイルを変更せず、影響範囲だけを調べてもらいます。

店舗の在庫集計と発注表を更新する処理を改修します。現在の集計処理、発注対象の判定、発注表の更新に関係する箇所を調べてください。既存の発注ルールは変えず、まず変更方針と確認が必要な点だけを示してください。まだファイルは変更しないでください。

Claude CodeがPC内の既存ファイルを調べ、関係する処理と変更方針を返します。

**手順2: 移動後、スマホから改修を続ける**

表示された案内に従ってClaudeアプリまたはブラウザから同じセッションへ接続し、スマホから次の指示を送ります。

提案した方針で改修してください。店舗別の在庫集計と発注表の更新について、既存ルールを維持してください。入力漏れや在庫数が0の場合も確認できるテストを追加し、変更した内容を業務担当者向けの言葉で説明してください。

処理自体はPC上で進み、ファイル変更やテストに権限確認が必要な場合はスマホから内容を確認して承認できます。PCを閉じたりセッションを終了したりすると、Remote Controlでの作業は続けられません。

**手順3: 時間のかかる確認をWeb版へ任せる**

Web版の利用準備が済んでいない場合は、Claude Code内で次を実行し、表示される案内に従います。

/web-setup

Web版を利用するために必要な案内が表示されます。組織のルール上、クラウドで扱ってよいプロジェクトかもここで確認します。

準備後、PCのターミナルからクラウドセッションを開始します。

claude --cloud

対象プロジェクトを選んだクラウドセッションが始まるので、時間のかかる確認を依頼します。

この改修について、プロジェクトに既に用意されているテスト手順を確認して実行してください。店舗別集計、入力漏れ、在庫数が0のケース、発注表の更新結果を確認し、失敗した場合は原因と修正内容をまとめてください。存在しない実行方法は推測しないでください。

この処理はクラウド上で進むため、開始後はPCを閉じても継続し、スマホやclaude.ai/codeから状況を確認できます。PC内だけにある社内ファイル、MCPサーバー、業務ツール設定はクラウドセッションからそのまま使えるわけではありません。

**手順4: クラウドの作業をPCへ取り込んで実データで確認する**

クラウド側の確認が終わったら、PCで次を実行します。

claude --teleport

表示される案内から先ほどのクラウドセッションを選ぶと、その作業をPC側で続けられます。

PC内にある社内ファイルや業務ツール設定を使い、最終確認を依頼します。

クラウドで行った修正とテスト結果を確認し、PC内の社内ファイルと既存設定を使って最終確認してください。発注表はまだ確定更新せず、更新前後の差分と注意点を先に示してください。

Claude Codeがローカル環境で差分を確認し、発注表を確定する前の確認材料を提示します。

**手順5: 最終承認をスマホから行う**

取り込んだローカルセッションでRemote Controlを開始します。

/remote-control

接続案内が表示され、同じローカルセッションをスマホやブラウザから操作できるようになります。

提示された差分を業務担当者が確認したうえで、スマホから最終指示を送ります。

差分と注意点を確認しました。社内の既存手順に沿って発注表を更新し、更新した店舗と確認結果をまとめてください。

発注表の更新と結果整理はPC上のローカル環境で行われ、完了内容をスマホから確認できます。社内ファイルを使う調査・確定更新にはRemote Control、PCを閉じても続けたい長時間のテストにはWeb版、という役割分担になります。

Sec.03

使えるファイルとPCの起動条件が異なる

PC側とWeb版で、処理場所と利用できる資産が分かれる対比を、PC側・台帳・ローカルツール・Web版・GitHubリポジトリ・仮想環境の関係で示した図。
PC側とWeb版で、処理場所と利用できる資産が分かれる対比を、PC側・台帳・ローカルツール・Web版・GitHubリポジトリ・仮想環境の関係で示した図。(クリックで拡大)

社内PCにしかない売上台帳を移動中に修正したい場合、判断基準はスマホで開けるかどうかではありません。作業環境から台帳を参照できるかで決まります。台帳をGitHub上のリポジトリ作業に移せないなら、Remote Controlを選んでください。

X での反応

いいね 100 件以上の投稿から · いいね順

Oikon@oikon48
もしかしてClaude Codeの /advisor コマンドで、指定のモデルをアドバイザーにできる機能が標準搭載されているの知られていない??
2,695好評Xで見る
松丸 彗吾(keigo matsumaru)@k_matsumaru
Mac限定だけどClaude Codeに直接編集させられる動画編集ソフト出たらしい オープンソースで、自分のClaudeのAPIキーかMCP接続で使えるみたい
2,483好評Xで見る
Claude code研究ラボ@claudecode84
Claude Code はこのプラグインを入れないと 全く使い物にならないんです。 Anthropic の公式プラグインの インストールが必須です 👇 claude-code-setup どんな自動化をセットアップ できるかを教えてくれて
1,173懸念・慎重Xで見る
Sec.04

接続できない原因には決まった出口がある

Remote Controlを開始できない場合は、認証、管理設定、PCの状態、実行場所の順に一項目ずつ確認し、PCの接続状態や方式の選択を切り分ける流れ。
Remote Controlを開始できない場合は、認証、管理設定、PCの状態、実行場所の順に一項目ずつ確認し、PCの接続状態や方式の選択を切り分ける流れ。(クリックで拡大)

会議へ向かう途中、スマホで承認待ちの処理を再開しようとしても、Remote Controlを開始できなければ仕事はそこで止まります。方式を正しく選んでも、接続条件が欠ければ動きません。認証、管理設定、PCの状態、実行場所の順に切り分けてください。

URLやQRコードが表示されてもスマホ側の操作が進まない場合は、手元PCのスリープや切断を確認します。スマホでコードそのものを実行するわけではありません。実行とファイルアクセスはPC側で行われます。PCをオンラインに戻し、接続の復帰を待ちます。

Web版でPC内のファイルが見つからなくても、不具合とは限りません。クラウド環境と手元PCでは実行場所が異なるためです。ローカル資産が必要な仕事ではRemote Controlを選び直してください。Web版そのものを開始できない場合は、GitHubリポジトリへのアクセス設定を確認します。

接続できないときは、設定を一括で変えないでください。まず認証から順に一項目ずつ確かめます。次に、許可を求める表示では実行内容を読みます。作業後は変更ファイルの差分を確認しましょう。仕様は更新されるため、利用前に公式ドキュメントで最新条件を確認してください。

実際の画面で接続と操作を確かめたい方は、10月3日(土)のセミナースマホで動かすRemote Controlで一連の流れをご覧いただけます。

承認や変更確認を含む安全な使い方を整理したい方は、Claude Codeの安全な運用で判断の軸を確認しておくと安心です。

Sec.05

実行場所を決めれば入口には迷わない

スマホやブラウザで作業を引き継ぐ際は、まず「手元PCの資産が必要か」を確認します。次に「PCを閉じた後も処理を続けるか」を考える段階です。この二つで、画面ではなく実行場所を決めます。

Sec.06

よくある質問

Claude Code Remote Controlができない原因は?
claude.aiで未認証、対象プラン外、組織でのOwner未有効化、PCのスリープや通信切断が主な原因です。APIキー認証では使えないため、認証、管理設定、PCの接続状態の順に確認します。
Claude Codeはスマホで使えますか?
はい、ClaudeアプリのCodeタブまたはブラウザのclaude.ai/codeからPCのセッションを操作できます。ただし実行とファイルアクセスはPC側で行うため、PCがスリープ中やオフライン中は処理が進みません。
Sec.07

参考文献

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この記事を書いた人Claudecode 研修 編集部
Claudecode 研修 編集部

未経験特化の CLAUDE CODE 研修を運営する、株式会社ZETTAiの編集チームです。研修の現場で毎週 Claude Code を教えている講師陣の知見をもとに、アップデート情報から業務での使いこなしまで、初めての方にも分かりやすい記事づくりを心がけています。

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