法人研修をご検討の方へ

Claude Code研修の
助成金活用ガイド

いくら助成されるのか、どんな条件があるのか、申請には何を準備するのか。研修の検討から支給まで、押さえておきたい情報をまとめました。

利用できる制度

当社の公開講座では、厚生労働省の人材開発支援助成金「事業展開等リスキリング支援コース」の利用を検討できます。事業展開やDXなどに必要な技能を従業員が習得する際に、研修経費と訓練中の賃金の一部を助成する制度です。

中小企業の経費助成率75%

要件を満たす受講料などが対象

中小企業の賃金助成1,000円

対象となる訓練時間1人1時間あたり

計画届の提出期限1か月前

研修開始日から逆算して準備

助成金は後払いです。受講料は貴社から全額お支払いいただき、研修終了後の申請・審査を経て支給されます。支給を保証するものではありません。

助成金は後払い。受講料を先に全額支払い、支給は審査後に決まります。

現行資料では令和8年度末までの時限措置とされています。根拠:パンフp2、支給要領0504・0602

助成額と費用の目安

助成額は、経費助成と賃金助成に分けて確認します。

経費助成と賃金助成の違い

表は横にスクロールして確認できます。

中小企業中小企業以外
経費助成率75%60%
賃金助成1人1時間あたり1,000円500円

経費助成は税込の対象経費で計算します。賃金助成は、所定労働時間内に実施した訓練時間が対象です。それぞれ上限・支給要件があります。

公開講座の1名あたりの費用

全5回・実訓練24時間、受講料¥220,000(税込)の講座を例にした試算です。お申込みは1社2名以上で承ります。

表は横にスクロールして確認できます。

中小企業中小企業以外
最初に支払う受講料(税込)¥220,000¥220,000
経費助成の見込み¥165,000¥132,000
受講料から経費助成を引いた額¥55,000¥88,000
別途、賃金助成の見込み¥24,000¥12,000

上記の受講料差額には、賃金助成を含めていません。賃金助成は訓練中に支払う賃金に対する支援です。金額は見込みで、支給を保証するものではありません。中小企業に当たるか(支給申請時に判定)、受講者お一人ずつの8割以上の受講、所定労働時間内の実施などの要件と、労働局の審査で決まります。

受講料差額に賃金助成は含みません。試算額は目安です。

試算の条件・注意点を見る

金額は見込みで、支給を保証するものではありません。中小企業に当たるか(支給申請時に判定)、受講者お一人ずつの8割以上の受講、所定労働時間内の実施などの要件と、労働局の審査で決まります。

根拠:支給要領0501ヘ・0504・0510

助成額を試算

条件を入力

公開講座の料金を反映しています。時間・人数・企業区分を変えて試算できます。

1人あたり受講料(税抜)

200,000円

企業区分

公開講座の日程・内容を見る

助成見込額

¥378,000

経費助成
¥330,000
賃金助成
¥48,000
受講料から経費助成を引いた額
¥110,000

受講料は先に全額お支払い。助成金は審査後に支給されます。

計算方法を見る

経費助成:税込受講料¥220,000 × 75% × 2名

賃金助成:1人1時間1,000円 × 24時間 × 2名

会社・受講者・研修の条件

研修名や利用するAIツールだけで対象が決まるわけではありません。
会社・受講者・研修のそれぞれについて、条件を確認します。

会社の条件

  • 雇用保険適用事業所の事業主である
  • 研修費用を会社が全額負担する
  • 社内の人材育成計画・体制を整える
  • 労働保険料の納付など、共通の支給要件を満たす

受講者の条件

  • 雇用保険に加入する従業員である
  • 学ぶ技能と担当する業務が直接結びついている
  • 業務として受講し、訓練中も賃金が支払われる
  • 一人ずつ実訓練時間の8割以上を受講する

研修の条件

  • 通常業務から離れて行うOFF-JTである
  • 実訓練時間が10時間以上ある
  • 事業展開やDXなどに必要な専門技能を学ぶ
  • 事前に届け出た内容・日程に沿って実施する

職種を問わない一般的なAI知識や、汎用的なプロンプト・既存ツールの操作だけを学ぶ研修は対象外です。当社の公開講座は、職務に関連する設計・実装・検証の技能を練習用の環境で学ぶ構成です。

一般的なAI操作だけの研修は対象外。職務に直結する技能を学ぶ必要があります。

根拠:支給要領0301・0302・0303・0305

自社が「中小企業」に当たるか確認する

主たる事業の業種ごとに、資本金・出資額または常時雇用する従業員数のいずれか一方が基準以下なら、中小企業に区分されます。

中小企業の区分基準
業種資本金・出資額従業員数
小売業5,000万円以下50人以下
サービス業5,000万円以下100人以下
卸売業1億円以下100人以下
その他(製造業・建設業など)3億円以下300人以下

企業区分は支給申請時に判断されます。資本金のない法人や区分に迷う場合は、管轄労働局に確認してください。根拠:パンフp12、支給要領0504

対象になる費用・ならない費用

対象として申請する費用

研修の受講料、研修に直接必要で受講案内等に事前明示された教材費など。

研修費と分ける費用

AIツール・ソフトウェア利用料、月額保守、開発・納品、業務改善コンサルティングなど。

根拠:支給要領0501

自社の条件をセルフチェックする

当社の公開講座

通学制(対面)・公開講座

業務データ処理システムの設計・開発実践講座(DX推進担当者向け)

社内のデジタル化で各部門の業務システム化を担う従業員が、担当業務のデータ処理の仕組みを自ら設計・開発・検証し、保守できる専門的な知識と技能を身につける。

この講座で身につくこと

  • 担当業務の流れを分析し、システム化の要件と仕様書にできる
  • データベースを設計しログインと権限のある入力・一覧画面を実装できる
  • 定型処理の自動化と集計・分析、定型文書の自動生成を実装できる
  • 作ったシステムをテストして直し、変更管理と保守の手順を整備できる

受講概要

実施回数・時間
全5回・実訓練24時間
申込人数
1社2名以上
受講料(1名)
¥220,000(税込)¥200,000(税抜)
対象となる方
各部門の業務システム化・DXを担当する従業員
日程・カリキュラム・申込方法を見る

演習は架空の会社と練習用データで行います。受講企業の本番システムの構築・納品は含みません。料金ページの2・4・6日間プランをご検討の場合は、実施内容・日程に応じて助成金利用を個別に確認します。

演習は練習用データで実施。本番システムの構築・納品は含みません。

相談から支給まで

研修開始希望日の2〜3か月前を目安にご相談ください。講座の申込みに加えて、貴社内の準備と労働局への届出が必要です。

  1. 開始希望日の2〜3か月前が目安

    貴社 + 当社

    相談・講座と受講者の確認

    受講者の職務・研修後に任せたい業務・日程を確認します。当社から受講案内、訓練カリキュラム、お見積書をご提供します。

    職務・人数・日程を確認し、受講案内と見積書を受け取ります。

  2. 計画届を出す前

    貴社

    社内の計画と体制を整える

    職業能力開発推進者を選任し、社内の計画を策定します。従業員代表への意見聴取と従業員への周知まで済ませます。

    推進者の選任、計画策定、従業員への周知を済ませます。

  3. 研修開始の6か月前〜1か月前

    貴社 または 社会保険労務士

    計画届を労働局へ提出する

    期限までに労働局へ届く必要があります。講座への申込締切とは別の期限です。

    講座申込とは別に、期限までに計画届を提出します。

  4. 研修期間中

    貴社 + 当社

    届け出た内容で受講する

    通常業務と分けて研修を実施し、当社が出欠・受講時間を記録します。日程や受講者などを変更する際は、変更届の要否を事前に確認します。

    研修を受け、出欠を記録。変更時は届出の要否を確認します。

  5. 研修終了日の翌日から2か月以内

    貴社 または 社会保険労務士

    支給申請を行う

    支給申請までに研修費用を全額支払い、必要書類をそろえて申請します。当社は修了証・受講記録・支給申請承諾書などをご提供します。

    受講料を全額支払い、必要書類をそろえて申請します。

  6. 労働局の審査後

    労働局

    支給決定・事業主へ入金

    支給可否と金額は審査で決まります。計画届の受理は支給の保証ではありません。入金時期は審査状況によって異なります。

    審査後に支給可否・金額が決まり、事業主へ入金されます。

根拠:支給要領0602・0700・0803

助成額を試算する

社内準備

申請の手続きは貴社、または貴社が依頼する社会保険労務士が行います。当社は訓練実施者として、研修に関する書類・記録のご提供に協力します。

貴社で準備すること

  1. 01職業能力開発推進者を選ぶ

    研修を進める担当者を決めます。

  2. 02事業内職業能力開発計画を作る

    育成方針と研修の目標をまとめます。

  3. 03従業員の代表の意見を聴く

    代表の意見を聴き、記録を残します。

  4. 04全従業員に知らせる

    研修内容を全員に伝え、記録を残します。

上記に加え、受講者の雇用保険と担当業務を確認し、計画届・支給申請を行います。

社内準備の内容を詳しく見る

職業能力開発推進者を選ぶ

人材育成を企画し研修を実施する権限のある方(人事や研修の担当部課長など)を、事業所ごとに1名以上選びます。常時雇用する従業員が100人以下の事業所で適任者がいない場合は、本社の推進者が兼ねられます。

根拠:支給要領0301ニ、パンフp5

事業内職業能力開発計画を作る

経営理念・方針と、人材育成の基本方針・目標を書きます。今回の研修につながる目標(例:DX推進のための人材育成)を入れ、会社のデジタル化の説明(様式第1-3号)と食い違わないようにします。

根拠:支給要領0301イ、パンフp4〜6

従業員の代表の意見を聴く

過半数で組織する労働組合、なければ従業員の過半数を代表する方に、計画と「研修の計画(職業訓練実施計画)」の両方を見せて意見を聴き、意見書を残します。代表は会社が指名せず、話し合い・挙手・投票などで選びます。

根拠:支給要領0301イ、0200ミ、パンフp16

全従業員に知らせる

計画に加えて、研修の計画(研修名・目的・日程・受講者の範囲)も全員に知らせ、送信画面や掲示の写真など日付の分かる記録を残します。

根拠:支給要領0301イ・ロ、0200サ

社内準備は計画届の提出前に済ませます。様式の記入方法や提出書類の最終確認は、管轄労働局の案内をご確認ください。当社は申請書の作成・提出代行は行いません。

計画届の前に社内準備を。申請は貴社または社労士が行います。

自社での進め方を確認する

受講者の職務・人数・開始希望日を伺い、講座と必要な準備をご案内します。

注意点・よくある質問

制度の適用や支給額は条件と審査で決まります。判断に迷う点は公式資料で確認してください。

受講料の返金・キャッシュバック・謝礼・無償サービスなどで受講企業の負担が実質的に減ると、経費助成の対象外になる場合があります。当社は助成金利用を理由にした金銭・経済的便宜の提供は行いません。根拠:支給要領0501ト

返金や特典で実質負担が減ると、経費助成の対象外になる場合があります。

受講者が欠席した場合はどうなりますか?
受講者ごとに、実訓練時間の8割以上を受講したかで判断されます。8割に届かなかった方の分は助成対象になりません。日ごとの時間数が異なる講座では、欠席する回によって影響が変わります。

根拠:支給要領0302ロ

計画届の提出後に、日程や受講者を変更できますか?
変更する内容によって、事前の変更届が必要になります。日程・会場・講師・カリキュラム・受講者を変更する前に、管轄労働局へ確認してください。

根拠:支給要領0700

個人や役員だけでも助成金を利用できますか?
この制度は、事業主が雇用保険被保険者である従業員に訓練を受けさせる場合が対象です。個人での受講や、雇用保険被保険者に当たらない役員の受講は対象になりません。

根拠:支給要領0302イ

eラーニングでも利用できますか?
制度にはeラーニング向けの要件もありますが、当社がこのページでご案内しているのは対面の公開講座です。当社のeラーニングコースは助成対象としてご案内していません。

根拠:支給要領0303ニ

制度の根拠・公式資料を確認する
自社の会議室で開催する場合・自社で研修を企画する場合

企画・主催する者や開催形態によって「事業外訓練」「事業内訓練」の扱いと対象経費が変わります。自社の会議室で開催する場合は、計画届の前に管轄労働局へ確認してください。

表は横にスクロールして確認できます。

項目事業外訓練事業内訓練
定義教育訓練機関などが企画し主催する訓練(研修会社に委託して行う訓練を含む)申請事業主が自ら企画・主催する訓練。社外の講師を招いても、社外の会場でも、事業主が企画・主催すれば事業内訓練
経費助成の対象受講案内などであらかじめ決めてある入学料・受講料・教科書代など(消費税を含む)部外講師への謝金(実訓練1時間あたり3万円が上限)、講師の旅費、会場の借上費、教材費など

根拠:支給要領0200ナ・ネ・チ・マ、0303ニ、0501イ・ロ、0200ろ、様式第1-1号 記載上の注意11