Claude Sonnet 5.5とOpus 5.5の違い|半額でほぼ同じ性能、差が出る仕事は

Claudecode 研修 編集部

最終更新 2026年9月28日約 12 分で読了
Claude CodeAnthropicClaude Sonnet 5.5Claude Opus 5.5生成AIAIベンチマーク

Sec.01

Sonnet 5.5とOpus 5.5の比較表

Anthropicの公式発表の数字を、何を測った評価なのかと合わせて並べます(2026年9月時点)。

項目(何を測るか)Sonnet 5.5Opus 5.5差
料金:入力/出力(100万トークンあたり)$2/$10$4/$20Sonnetが半額
料金:キャッシュ書き込み/読み出し$2.50/$0.20$5/$0.20読み出しは同額
Terminal-Bench 4.0(AIが自分でコマンドを動かし、作業をやり切れるか)70.6%66.4%Sonnetが4.2pt上
GDPval-AA v2.1(資料作成など、実務の知的作業の出来。スコア)18441846ほぼ同点
AA-Briefcase v1.1(長い実務タスクの出来。スコア)18111822Opusが11上
OSWorld 2.1(パソコン操作の代行)80.1%81.8%Opusが1.7pt上
CursorBench 4.0(実際の開発現場に近いコーディング作業)55.5%57.8%Opusが2.3pt上
FrontierCode 1.1(人の手直しなしで採用できるコード変更か)52.1%54.4%Opusが2.3pt上
Chartography(グラフや図表の読み取り)61.6%64.4%Opusが2.8pt上
Humanity's Last Exam(専門分野をまたぐ難問。ツールあり)64.5%67.7%Opusが3.2pt上

Terminal-BenchのOpus 5.5の値は、最も高い設定(effort=xhigh)で測ったものです。FrontierCodeのSonnet 5.5の値もxhighでの結果で、最高設定(max)では46.2%に下がります。

Sec.02

比較から読み取れる3つのこと

1つ目は、差のほとんどが1〜3ポイントだということです。資料作成やパソコン操作のような実務では、仕上がりの差を体感しにくい水準です。一方、料金は入力・出力とも2倍違います。同じ量の作業なら、Opus 5.5の費用はSonnet 5.5の約2倍になります。

2つ目は、Opus 5.5が上回る項目に共通点があることです。専門分野の難問、図表の読み取り、手直しなしで採用できるコード変更。いずれも一度の判断の正確さが結果を左右する仕事です。ここで差が出るため、Anthropicも「慎重な判断が要る複雑な仕事」をOpus 5.5の役割としています。

3つ目は、Sonnet 5.5が勝った唯一の項目が「作業を最後までやり切る力」だということです。Claude Codeのように、AIがコマンドを実行しながら作業を進める使い方では、Sonnet 5.5でも十分に戦えます。

Sec.03

どちらを選ぶか

作業の性質に応じたSonnet 5.5とOpus 5.5の使い分けを、定型修正・Sonnet 5.5・再設計・Opus 5.5の関係で示した図。
作業の性質に応じたSonnet 5.5とOpus 5.5の使い分けを、定型修正・Sonnet 5.5・再設計・Opus 5.5の関係で示した図。(クリックで拡大)

Anthropicは、Sonnet 5.5が最も得意なのは「範囲がはっきりした日常業務、バグ修正、資料・スライド・表計算の仕上げ」だとしています。

仕事の例向くモデル理由
資料・スライド・表計算の作成と仕上げSonnet 5.5実務の評価はほぼ同点で、料金は半分
バグ修正、範囲が決まった小さな改修Sonnet 5.5作業をやり切る力はOpus 5.5以上
定型のパソコン操作やデータ整理Sonnet 5.5差は1.7ptで、料金は半分
原因が絞れない障害対応、設計の見直しOpus 5.5判断を重ねるほど正確さの差が効く
専門知識が要る調査や、難しい推論Opus 5.5難問の評価で3.2pt上
そのまま採用したい大きなコード変更Opus 5.5手直し不要の割合が高い

迷ったらまずSonnet 5.5で試し、結果に満足できないときだけOpus 5.5に切り替えてください。Anthropicも、Sonnet 5.5は低めのeffort(AIが考える深さの設定)で動かすと、1作業あたりの費用が下がり、Opus 5.5をうまく補えると説明しています。Opus 5.5の料金と設定はClaude Opus 5.5の解説にまとめています。

Sec.04

Sonnet 5からは何が変わったか

Sonnet 5.5とSonnet 5は入出力料金が同額で、前者は出力が30%超速く、日常業務やバグ修正向けとされる比較図。
Sonnet 5.5とSonnet 5は入出力料金が同額で、前者は出力が30%超速く、日常業務やバグ修正向けとされる比較図。(クリックで拡大)

料金はSonnet 5と同じ入力2ドル・出力10ドルのままで、変わったのは次の3点です。

速さ:文章やコードを書き出す速度が、Sonnet 5より30%以上速くなりました。Sonnetとしては過去最速です。

安さ:1つの作業をこなすのに使うトークン(AIが読み書きする文字量)が減ったため、同じ作業の実費はAnthropicのテストで最大30%下がりました。

賢さ:作業をやり切る力は10.3%から70.6%へ、パソコン操作は57.0%から80.1%へ、図表の読み取りは15.6%から61.6%へ伸びました。Sonnet 5の弱点だった部分がまとめて底上げされ、Opus 5.5と比べられる水準になったのが今回の最大の変化です。

Sec.05

使い始めるときに知っておくこと

Claudeアプリ、Claude Code、APIのほか、AWS・Google Cloud・Microsoft Azureでも公開日から使えます。

Claude Codeとアプリでは、effortの既定値はmediumです。APIの既定値はhighなので、同じモデルでも使う場所によって出力量と費用が変わります。

APIで使う場合、モデルIDは「claude-sonnet-5-5」です。thinking(回答前に考える機能)をオフにしてSonnetを使っている場合は、切り替える前に新しい「between_tools」設定へ移す必要があります。手順はAnthropicの移行ガイドにあります。

リスクの高いサイバーセキュリティ作業は、自動でSonnet 5に切り替わります。普段の開発でのバグ調査や修正は対象外です。大量処理でコストを最優先したい用途向けには、Haiku 5.5が数週間以内に加わる予定です。

Claude Code自体を初めて使う方は、ClaudeとClaude Codeの違いから読むと全体像がつかめます。

Sec.06

X で話題の声

Claude Sonnet 5.5の新機能や性能に関する反応は好評で、特にその速度とコストパフォーマンスが評価されています。また、従来のモデルとの比較でも大きな進化が見られるとの意見が多いです。

1 / 3
Bridgebench@bridgebench
Claude Sonnet 5.5 just dropped. We put it through the BridgeBench black hole merger test against Opus 5.5 and Fable 5.1. Claude Fable 5.1: $1.22, 4m 44s Claude Opus 5.5: $0.69, 6m 8s Claude Sonnet 5.5: $0.34, 4m 14s Sonnet 5.5 was the fastest and cheapest of the three. Half

訳Sonnet 5.5は3つのモデルの中で最も速く、最も安価である。

340好評Xで見る
Sree@srikanthvaluri
Sonnet 5.5 VS Sonnet 5 Just look at this comparison of models with same prompt Sonnet 5.5 is in stealth test right now. Huge step up from current Sonnet. Claude Sonnet 5.5 really is cooking.

訳Sonnet 5.5は現行モデルから大きな進化を遂げている。

191好評Xで見る
Pranav Reddy@AI_Screening
Claude sonnet 5.5 vs Claude Sonnet 5 > Sonnet 5.5 is on a completely different level compared to Sonnet 5—there is a generational difference. >It easily competes with GPT-6 Astra, and maybe even Opus 5.5.

訳Sonnet 5.5はSonnet 5と比べて世代の違いがある。

109好評Xで見る
Sec.07

よくある質問

Claude Sonnet 5.5とOpus 5.5の違いは?
料金はSonnet 5.5が半分です。性能は多くの評価で1〜3ポイントの差にとどまり、作業をやり切る力ではSonnet 5.5が上回ります。難しい推論や、手直しなしで採用できるコード変更ではOpus 5.5が上です。
Sonnet 5.5とOpus 5.5はどちらを使えばいい?
資料作成やバグ修正のような範囲がはっきりした仕事はSonnet 5.5で十分です。原因が絞れない障害対応や設計の見直しなど、判断を重ねる仕事はOpus 5.5が向きます。
Sonnet 5から料金は上がった?
上がっていません。入力2ドル・出力10ドル(100万トークンあたり)で据え置きです。1つの作業に使うトークンが減ったため、同じ作業の実費はAnthropicのテストで最大30%下がりました。
Sec.08

参考文献

この記事をシェア

For your team

Claude Code を 10日で実装力に。

未経験者でも 10 日後に自部署の業務ツールを本番導入。研修は Eラーニング 5万円/人・対面2日間 10万円/人 から(税抜)。 まずは実際の画面を見られる無料セミナーからどうぞ。個別のご相談は 30 分の無料相談で承ります。

完走率 100%満足度 4.8/5.0
株式会社ZETTAi

Published by

株式会社ZETTAi

未経験特化の CLAUDE CODE 研修を運営しながら、「CLAUDE CODE を日本で一番使える集団」を目指しています。Claude Code の導入・人材育成・内製化でお困りのことがあれば、お気軽にご連絡ください。

関連タグ

Claude CodeAnthropicClaude Sonnet 5.5Claude Opus 5.5生成AIAIベンチマーク
この記事を書いた人Claudecode 研修 編集部
Claudecode 研修 編集部

未経験特化の CLAUDE CODE 研修を運営する、株式会社ZETTAiの編集チームです。研修の現場で毎週 Claude Code を教えている講師陣の知見をもとに、アップデート情報から業務での使いこなしまで、初めての方にも分かりやすい記事づくりを心がけています。

編集部が書いた記事をもっと見る

おすすめ記事のご紹介