Claude Haiku 5.5はSonnetの20分の1の料金|差が出る仕事は

Claudecode 研修 編集部

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AnthropicClaude Haiku 5.5Claude Sonnet 5.5料金比較小型モデルAPI料金

Sec.01

Claude Haiku 5.5とSonnet 5.5の比較表

Anthropicの公式発表の数字を、何を測った評価なのかと合わせて並べます。Sonnet 5.5の値も、Haiku 5.5の発表ページに載っているものだけを使いました。Sonnet 5.5の発表ページとは一部の数字が違うため、混ぜていません。

項目(何を測るか)Haiku 5.5Sonnet 5.5差
料金:入力/出力(100万トークンあたり)$0.10/$0.50$2/$10Haikuが20分の1
料金:キャッシュ書き込み/読み出し$0.125/$0.01$2.50/$0.10書き込みは20分の1、読み出しは10分の1
GDPval-AA v2.1(資料作成など、実務の知的作業の出来。スコア)16201840Sonnetが220上
AA-Briefcase v1.1(長い実務タスクの出来。スコア)15781824Sonnetが246上
OSWorld 2.1(パソコン操作の代行。オフライン版)72.4%83.9%Sonnetが11.5pt上
Humanity's Last Exam(専門分野をまたぐ難問。ツールなし/あり)45.9%/57.4%56.9%/64.5%Sonnetが11.0pt/7.1pt上
Terminal-Bench 4.0(AIが自分でコマンドを動かし、作業をやり切れるか)39.2%70.6%Sonnetが31.4pt上
FrontierCode 1.1(人の手直しなしで採用できるコード変更か)46.4%52.1%Sonnetが5.7pt上
Chartography(グラフや図表の読み取り。ツールなし)46.4%61.6%Sonnetが15.2pt上

料金のHaiku 5.5の値は、プロンプトが10万トークン以下の段のもので、「差」の列もこの段と比べています。10万トークンを超えるプロンプトは、入力$0.50・出力$2.50です。キャッシュも書き込み$0.625・読み出し$0.05になり、Sonnet 5.5との差は入力・出力で4分の1に縮みます。性能の値はすべてHaiku 5.5の発表ページの表から取りました。FrontierCodeのSonnet 5.5は、effort=xhighで測った結果です。

Sec.02

比較から読み取れる3つのこと

1つ目は、料金の差が20倍なのに、性能の差は多くの項目で5〜15ポイントに収まっていることです。資料作成の評価は1620対1840、パソコン操作は72.4%対83.9%です。同じ量のトークンを読み書きするなら、Sonnet 5.5の費用はHaiku 5.5の20倍になります。

2つ目は、差が一番開く項目はコーディングだ、という点です。Terminal-Bench 4.0では39.2%対70.6%で、31.4ポイントの開きがあります。Anthropicも、複雑なコーディングの代行はSonnet 5.5とOpus 5.5のほうがよい選択だと説明しています。Haiku 5.5の役割は、圧縮・要約・サブエージェントのように範囲が狭く、以前のClaudeでは費用が合わなかった仕事です。

3つ目は、Haikuで初めてeffort(AIが考える深さ)を変えられるようになったことです。Low・Med・High・Xhigh・Maxの5段階で、費用と賢さのどちらを優先するかを仕事ごとに決められます。発表ページには、パソコン操作・実務の知的作業・難問の3つについて、effortごとの正答率と1回あたりの費用を並べた図があります。

Sec.03

業務での使い分け

Anthropicは、Haiku 5.5の得意分野を3つ挙げています。要約・圧縮・データベース照会・分類のような短い繰り返しの処理、Opus 5.5やSonnet 5.5の下で働くサブエージェント、ライブのカスタマーサポートやブラウザ操作のような速さが要る仕事です。

仕事の例向くモデル理由
問い合わせメールの分類、長い文書の要約Haiku 5.5短く繰り返す処理の本命で、料金は20分の1
社内データベースへの問い合わせを普段の言葉で受ける窓口Haiku 5.5DB照会は得意分野で、標準速度では最速
チャットのカスタマーサポート、ブラウザ操作の代行Haiku 5.5速さが要る仕事向け。パソコン操作の評価は72.4%
上位モデルの下で資料から数字を抜くサブエージェントHaiku 5.5Rogoは10-Kから部門別の売上を抜く役に使っている
コマンドを動かして作業をやり切る開発Sonnet 5.5作業をやり切る評価で31.4pt上
手直しなしで採用したいコード変更、図表の読み取りSonnet 5.55.7pt/15.2pt上。一度の判断の正確さが効く

たとえば、毎日大量に届く問い合わせを種類ごとに分けて担当へ回すツールなら、Haiku 5.5で足ります。逆に、原因が絞れない障害の調査や、設計から見直す改修には向きません。Sonnet 5.5とOpus 5.5のどちらに任せるかは、Claude Sonnet 5.5とOpus 5.5の違いにまとめています。

Sec.04

Haiku 4.5からは何が変わったか

料金は、Anthropicの計算で平均75%下がりました。10万トークン以下のリクエストは90%安く、10万トークンを超えるリクエストは50%安くなっています。Haiku 4.5では、リクエストの90%が10万トークン以下だったとのことです。注意点として、Haiku 5.5はSonnet 5.5やOpus 5.5と同じ系統のトークナイザーに変わり、1つの作業に使うトークンはわずかに増えます。75%という数字は、その増加分を含めた値です。

性能の伸びは料金の下げ幅より目立ちます。コマンドを動かして作業をやり切る評価は0.0%から39.2%へ、パソコン操作は15.7%から72.4%へ、実務の知的作業のスコアは735から1620へ上がりました。図表の読み取りも6.4%から46.4%へ伸びています。同じ表に載るGPT-6 Lunaと比べても、値が載っている項目ではHaiku 5.5がすべて上です。

発表ページに載った顧客の数字も、この伸びと合っています。HubSpotはCRMの評価セットで3回平均92.8%と、このセットで過去最高のスコアだったと述べています。AlphaSenseは400件の質問で0.84対0.76とHaiku 4.5を上回り、Boxは11ポイント高い結果を約半分の待ち時間で得ました。Asanaは現行モデル比で、作業完了までの待ち時間が30%超減り、1ターンあたりの推論は最大2.5倍速くなったとしています。

Sec.05

Claude Haiku 5.5を使い始めるときに知っておくこと

Claude Platformのほか、AWS・Google Cloud・Microsoft Azureでも公開日から使えます。APIで使う場合のモデルIDは「claude-haiku-5-5」で、移行の手順はAnthropicの移行ガイドにあります。Claudeアプリでの既定モデルやeffortの既定値については、公式発表に記載がありません。

同じ発表で、Sonnet 5.5のキャッシュ読み出しが$0.20から$0.10へ半額になりました。キャッシュ読み出しはトークン消費の大きな部分を占めるため、エージェント的な作業の多くでSonnet 5.5の費用が約20%下がります。Haiku 5.5に切り替えなくても、Sonnet 5.5を使っている人には値下げが効きます。

MaxとTeamのプランには、Claude Platformで使える月額のAPIクレジットが加わりました。Max 5xは月$100、Max 20xは月$200、Teamは利用者全員でプールして最大$500です。自分でツールやエージェントを作って試すためのもので、どのモデルにも使えます。配布は発表と同じ週に始まるとしています。開発者向けには、PythonとTypeScriptのSDKにコンピュータ操作とブラウザ操作がベータで加わりました。

サイバーセキュリティの制限は、Haiku 4.5より厳しく、Sonnet 5.5より緩い設定です。防御目的の作業をSonnet 5.5より広く許す一方、ペネトレーションテストなど攻撃側が使いやすい手法は止めます。生物学の制限はSonnet 5・Sonnet 5.5・Opus 5と同じで、研究目的の質問は通り、害を生みやすい依頼は通りません。速さについては、標準速度ではClaudeの中で最速ですが、Opusの高速モードには及ばないと注記があります。

Claude Code自体を初めて使う方は、ClaudeとClaude Codeの違いから読むと全体像がつかめます。

Sec.06

Claude Haiku 5.5で大量処理の業務ツールを安く回したいなら研修で形にする

Claude Haiku 5.5の安さは、問い合わせの分類や文書の要約のように、毎日くり返す処理をツールにして初めて効きます。1件ずつ手で頼む使い方では、20分の1の料金は差になりません。安さを生かせるかどうかは、社内に作れる人がいるかで決まるものです。

問い合わせメールを種類ごとに分ける、議事録を要約して共有する、といった処理を小さなツールにしたい段階なら、2日プラン(業務ツールを作る研修)が合います。Claude Codeへの指示で業務ツールを作り、公開まで通すところまでが2日の範囲です。Haiku 5.5を組み込めば、件数が増えても費用を抑えて回せます。

作ったツールを自社の分類基準や用語に合わせ、社内データベースや顧客管理ツールとつなぎたいなら、4日プラン(作ったツールを直せる研修)です。SkillsやMCPでAIを自社仕様に設定し、担当者が変わっても同じ基準で分類や要約が回る形にします。effortの使い分けや、上位モデルとの役割分担もここで扱います。

受付から分類・要約・担当への通知までを人の手なしで回したいなら、6日プラン(自社業務を自動化する研修)です。Coworkやプラグインで定型処理を自動化し、Haiku 5.5をサブエージェントとして上位モデルと組み合わせる構成まで作ります。運用手順と削減効果をまとめるところまでが範囲です。

研修の内容と日程は法人向け生成AI研修にまとめています。どの研修が合うか迷う場合は、30分の無料相談で御社の仕事に当てはめてお答えします。

Sec.07

よくある質問

Claude Haiku 5.5とSonnet 5.5の違いは?
料金は、10万トークン以下のプロンプトなら入力・出力ともHaiku 5.5が20分の1です。性能はSonnet 5.5が全項目で上ですが、差は多くの評価で5〜15ポイントです。コマンドを動かして作業をやり切るコーディングだけは31.4ポイント開きます。
Claude Haiku 5.5はどんな仕事に向く?
要約・圧縮・データベース照会・分類のような短い繰り返しの処理、上位モデルの下で働くサブエージェント、カスタマーサポートやブラウザ操作のような速さが要る仕事です。複雑なコーディングの代行はSonnet 5.5かOpus 5.5が向きます。
Haiku 4.5から料金はどれだけ下がった?
Anthropicの計算で平均75%です。10万トークン以下のリクエストは90%、10万トークン超は50%下がりました。Haiku 4.5ではリクエストの90%が10万トークン以下でした。
10万トークンを超えると料金はどうなる?
入力$0.50・出力$2.50(100万トークンあたり)に上がります。キャッシュ書き込みは$0.625、読み出しは$0.05です。それでも入力・出力はSonnet 5.5の4分の1に収まります。
effort設定は何段階ある?
Low・Med・High・Xhigh・Maxの5段階です。Haikuとしては初めての機能で、費用を優先するか賢さを優先するかを仕事ごとに決められます。
どこで使える?
Claude Platform、AWS、Google Cloud、Microsoft Azureで公開日から使えます。モデルIDは「claude-haiku-5-5」です。
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参考文献

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未経験特化の CLAUDE CODE 研修を運営する、株式会社ZETTAIの編集チームです。研修の現場で毎週 Claude Code を教えている講師陣の知見をもとに、アップデート情報から業務での使いこなしまで、初めての方にも分かりやすい記事づくりを心がけています。

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