機能解説

Claude Code Hooks 設定完全ガイド|settings.json で AI の挙動を自動制御する実務パターン 10 選

Claudecode 研修 編集部

監修: 株式会社ZETTAi

最終更新 2026年8月17日12 分で読了
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Claude Code Hooks 設定完全ガイド|settings.json で AI の挙動を自動制御する実務パターン 10 選

Sec.01

Hooks とは:settings.json で定義する自動実行ルール

Hooks とは:settings.json で定義する自動実行ルール
Hooks とは:settings.json で定義する自動実行ルール(クリックで拡大)

Hooks は Claude Code の動作イベント(ツール実行前後、セッション終了等)に合わせて、シェルコマンドを自動実行する仕組みです。

  • 設定ファイル:settings.json(プロジェクト / ユーザー / エンタープライズ)
  • 定義形式:JSON で「どのイベントで、どのコマンドを、どの条件下で動かすか」を記述
  • 実行主体:Claude 本体ではなく Claude Code ハーネスが実行
  • 記憶では代替不可:メモリや指示では再現できず、Hook だけが保証する

「ファイル保存したら必ず prettier を走らせたい」「危険なコマンドを検知したらブロックしたい」──こうした絶対的な強制を実現するのが Hooks です。

Sec.02

Hooks の主なイベント種類

Hooks の主なイベント種類
Hooks の主なイベント種類(クリックで拡大)

代表的な Hook イベントです(実際はさらに多く、公式ドキュメントの Hooks リファレンスで全リストが確認できます)。

  • PreToolUse:任意のツール実行前に発火
  • PostToolUse:任意のツール実行後に発火
  • UserPromptSubmit:ユーザーがプロンプト送信した時
  • UserPromptExpansion:プロンプト展開時
  • Stop / StopFailure:Claude の返答が終了・失敗した時
  • PermissionRequest / PermissionDenied:権限要求イベント
  • Notification:通知イベント時
  • SubagentStop:サブエージェント終了時
  • SessionStart / SessionEnd:セッション開始 / 終了

これらに合わせて、好きなシェルコマンドを仕込めます。

Sec.03

実務パターン 1:編集ファイルに自動で prettier

実務パターン 1:編集ファイルに自動で prettier
実務パターン 1:編集ファイルに自動で prettier(クリックで拡大)

Edit / Write でファイルを保存したら、自動で prettier を走らせる設定です。

PostToolUse に matcher "Edit|Write" を指定し、Hook スクリプト内で stdin から渡される JSON から編集対象ファイルパスを取り出して prettier --write を実行します(環境変数名や入力形式は Claude Code バージョンで変わるので、公式ドキュメントの Hooks リファレンスを参照してください)。人が忘れてもフォーマットが保たれます。

Sec.04

実務パターン 2:危険コマンドの実行ブロック

実務パターン 2:危険コマンドの実行ブロック
実務パターン 2:危険コマンドの実行ブロック(クリックで拡大)

rm -rf / や DROP TABLE 等の危険なコマンドを Bash 実行前に検知してブロック。

PreToolUse の matcher "Bash" でスクリプトを差し込み、パターンマッチしたら exit 2 で中断させます。不慮の事故を防ぐ安全装置になります。

Sec.05

実務パターン 3:編集後に TypeScript 型チェック

実務パターン 3:編集後に TypeScript 型チェック
実務パターン 3:編集後に TypeScript 型チェック(クリックで拡大)

PostToolUse で .ts / .tsx を編集したら tsc --noEmit を走らせ、型エラーがあれば Claude に警告。コード品質の自動ガードレールになります。

Sec.06

実務パターン 4:セッション終了時に Slack へ通知

実務パターン 4:セッション終了時に Slack へ通知
実務パターン 4:セッション終了時に Slack へ通知(クリックで拡大)

Stop イベントで Slack Webhook にポスト。長時間の Claude タスクが終わった時にデスクトップ通知 + Slack 通知がセットで届くようになります。

Sec.07

実務パターン 5:秘匿情報の検知

実務パターン 5:秘匿情報の検知
実務パターン 5:秘匿情報の検知(クリックで拡大)

PreToolUse で Write / Edit 前に grep で API キー / トークンのパターンを検知し、含まれていたらブロック。機密情報の誤コミットを防げます。

Sec.08

実務パターン 6:自動テスト実行

実務パターン 6:自動テスト実行
実務パターン 6:自動テスト実行(クリックで拡大)

PostToolUse で .test.ts が編集されたら該当テストを自動実行。失敗したら Claude に知らせて修正を促せます。

X での反応

いいね 100 件以上の投稿から · いいね順

Oikon@oikon48
もしかしてClaude Codeの /advisor コマンドで、指定のモデルをアドバイザーにできる機能が標準搭載されているの知られていない??
2,695好評Xで見る
松丸 彗吾(keigo matsumaru)@k_matsumaru
Mac限定だけどClaude Codeに直接編集させられる動画編集ソフト出たらしい オープンソースで、自分のClaudeのAPIキーかMCP接続で使えるみたい
2,483好評Xで見る
Claude code研究ラボ@claudecode84
Claude Code はこのプラグインを入れないと 全く使い物にならないんです。 Anthropic の公式プラグインの インストールが必須です 👇 claude-code-setup どんな自動化をセットアップ できるかを教えてくれて
1,173懸念・慎重Xで見る
Sec.09

実務パターン 7:コミット前チェック

実務パターン 7:コミット前チェック
実務パターン 7:コミット前チェック(クリックで拡大)

PreToolUse で git commit 検知 → lint / typecheck / test を順次実行。手動で忘れがちなチェックを自動化できます。

Sec.10

実務パターン 8:作業ログの監査記録

実務パターン 8:作業ログの監査記録
実務パターン 8:作業ログの監査記録(クリックで拡大)

全ツール使用を PostToolUse で監査ログに記録。誰が何をしたかの完全なトレースが残せます。規制産業で重要です。

Sec.11

実務パターン 9:カスタムプロンプト注入

実務パターン 9:カスタムプロンプト注入
実務パターン 9:カスタムプロンプト注入(クリックで拡大)

UserPromptSubmit で特定キーワードを検知したら、コンテキスト情報を Claude に追加注入。「deploy」と入れたら自動で本番環境情報を付与、のような運用が可能です。

Sec.12

実務パターン 10:長時間タスクの完了通知

実務パターン 10:長時間タスクの完了通知
実務パターン 10:長時間タスクの完了通知(クリックで拡大)

Stop で 30 分以上動いていたセッションに限り、Mac の osascript で音を鳴らす。集中して別作業していても完了が分かります。

Sec.13

設定ファイルの階層

設定ファイルの階層
設定ファイルの階層(クリックで拡大)

settings.json には次の 3 階層があります。

  • プロジェクト設定:.claude/settings.json(リポジトリ内、Git 管理)
  • ユーザー設定:~/.claude/settings.json(全プロジェクト共通)
  • ローカル設定:.claude/settings.local.json(Git 管理外、個人秘匿情報)

チーム共有のルールはプロジェクト設定に、個人の好みはユーザー設定に、API キー等はローカル設定に分けるのがベストプラクティスです。

Sec.14

Hooks の落とし穴

Hooks の落とし穴
Hooks の落とし穴(クリックで拡大)

使い始めで注意すべきポイントです。

  • 無限ループ:Hook が他の Hook を誘発するパターンに注意
  • 重い処理:全ツール実行後に走る処理は UX を悪化させる
  • シェル依存:Windows と Mac でコマンド差があるため、クロスプラットフォーム配慮
  • デバッグ:Hook がサイレントに失敗すると気づきにくい、ログを取る
  • エンタープライズ強制:管理者設定の Hook は個人が外せない

段階的に入れて、動作確認を重ねるのが無難です。

Sec.15

Claude Code 人材の Hooks スキル

Claude Code 人材の Hooks スキル
Claude Code 人材の Hooks スキル(クリックで拡大)

弊社に登録する Claude Code 実務経験者のうち、Hooks の活用経験があるのは約 5 割。Hooks を使いこなせる人材は、チーム全体の生産性を底上げできるため、社内リスキリング / 内製化支援で特に重宝されています。

Sec.16

関連リンク

関連リンク
関連リンク(クリックで拡大)
  • Claude Code 人材紹介サービス:https://claudecode.co.jp/claude-code-talent
  • Claude Code 最新モデル徹底解説:https://claudecode.co.jp/info/claude-code-latest-model-2026
  • Claude Code Skills 完全ガイド:https://claudecode.co.jp/info/claude-code-skills-guide
  • Claude Code MCP 完全入門:https://claudecode.co.jp/info/claude-code-mcp-guide
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この記事を書いた人Claudecode 研修 編集部
Claudecode 研修 編集部

未経験特化の CLAUDE CODE 研修を運営する、株式会社ZETTAiの編集チームです。研修の現場で毎週 Claude Code を教えている講師陣の知見をもとに、アップデート情報から業務での使いこなしまで、初めての方にも分かりやすい記事づくりを心がけています。

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